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コンプレックス

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誰しもコンプレックスというのはあるものだ。
それをバネに立身出世に励むという例も
古今東西多い。


9月13日の朝日新聞にこんな記事が載っていた↓

サルコジ仏大統領が視察の様子を撮影される際、背が低く見えないよう
周囲を小柄な人に限定しているとベルギーのテレビ局RTBFが報じた。
「自分は身長が低いから選ばれた」との証言映像がインターネットで広がったが、
大統領府が否定声明を出し、かえって話題に。国内外のメディアが後追いしている。

 身長168センチとされるサルコジ氏は6月、オバマ米大統領が訪仏した際、
会見台にさらに隠れた台を載せていたことなどで知られる。


 発端となった報道はサルコジ氏が仏北部ノルマンディーの工場を訪ねた際のもので、
6日夜に放映された。同氏のそばに並んだ従業員にRTBF記者が
「あなたは小柄だから選ばれたのですか」と尋ねると、女性は「はい」。
「サルコジ氏より背が高くてはいけないのですか」と聞くと、「その通りです」と答えた。

 仏大統領府は「ばかげた報道だ」と否定した。
しかし、労組関係者はメディアに「大統領府から工場に要請があった」と反論。
英ガーディアン紙が「背が低いとなぜ気にする」との特集を組むなど、報道は広がっている。

 RTBF担当記者は8日付のベルギー紙で、サルコジ氏視察先での操作を「劇場化」と批判。
「事前取材の際、『大統領を囲む従業員は身長で決まる』と聞いた。
視察後、前列の人たちにマイクを向けて真偽を聞くと『それを言ってはだめ』という声が上がったが、
すぐ別の女性が認めた」と話している。

 RTBFのマリアナ・クラリック副国際局長は「報道後、大統領府が声明を出したと知って、
反応に驚いた。仏メディアはとうに知っていても、大統領府とふだん接触があるから、
あえて書かないのだろう」と語った。

        ×                ×                ×

高級紙といわれるガーディアン(労働党支持)まで特集を組んでるのは笑うが
権力者ほどとかく見た目を気にするものだ。
見た目で人気が左右される昨今の政治家ならなおさらだろう。
そういや金正日もシークレットシューズを履いているといわれるが
写真映りをここまで気にするのは西側より旧共産圏だった気がする。
アメリカでもテレビを選挙で活用したケネディ以来、その傾向が強い。

かの国の歴史では屈指の政治家であり、軍人であった
ナポレオンも低身長で悩んでた一人で
近衛兵たちは親しみをこめて、「小さな伍長」と皇帝ナポレオンを呼んでたそうだ。
彼の身の回りを見ていた執事の回顧録によれば、身長はおよそ162センチ。
皇帝からは、165センチだったと書けと言われたとか。
本人もそれを気にしてか、軍中ではほとんど馬上にいる事が多かったらしい。

サルコジの一件については
今回、思わぬ形でばれてしまったがゆえに
今後はこの手が使えないばかりか
ご本人がさらに小さく見えてしまったことはいうまでもない。
さらに周りも隠そうとせずにジョークで返せる余裕があれば、
ここまで報道されなかったとも思う。
自国のメディアが黙ってたのは、
今後取材がやりにくくなるのもあっただろうが
両者の関係がそれなりに良好で共犯関係にあったところもあるだろう。
自国のリーダーがそれなりにかっこよく見えて欲しいという素朴な思いは
どこの国の国民でもあると思うが
そういう気持ちもどっかにあったのではないだろうか。
何しろ美やファッションではいまだ世界の中心にある国だ。

ちなみにわが国のメディアにおいてはそれはなさそうだ。
見栄えは自己責任
ほんとにあるかは別にして
実を取るといえばかっこいいが
それがいいのか悪いのか。。。

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