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敵役はシトロエン?

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ジョン・フランケンハイマー監督の
映画『RONIN』('98)を見た。
前に見たことがあるのだけど
カーチェイスが見たくなってまた借りて見た。
正直映画そのものは冗長でそれほど面白いわけではない。

この映画にはアウディS8、プジョー605、シトロエンXM、
といろんな車が登場するが
中でもいい味を出しているのが
BMW M5 (E34)とカーチェイスを繰り広げる
メルセデス 450SEL 6.9である。

450sel69


6.9L V型8気筒は、
戦後のベンツの乗用車エンジンでは最大級。
シトロエン自慢の
ハイドロニューマティックサスペンション搭載
78年から80年のモデルは世界初のABSもオプションで選べた。
映画『男と女』の監督、クロード・ルルーシュが作った
短編でフェラーリが早朝のパリを疾走する映画があるが
実際カメラを前につけて走っていたのはこの6.9だったそうだ。
音は差し替えたのかな。
一度は乗ってみたい車の一台。

映画『フェラーリの鷹』でも敵役はDSに乗っていたが
この映画でも敵役のボスはXMに乗っていた。
そりゃアウディS8に追いかけられたらなあ。。。

通常カーチェイスシーンの撮影は2ndユニットに任されることが多いが、
フランケンハイマー監督が元アマチュア・レーシングドライバーだったこともあり、
劇中のカーチェスシーンは全て彼自身の手によるものだそうだ。
どおりで車の選択もシブい。
パリとニースの狭い路地を駆け抜ける様は
なかなかの迫力である。
ちなみに監督は当時68歳ぐらいだ。スゴイな。


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